最近、QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいといった内容のメールが届いているようです。
このメールは本物なのか、または詐欺目的の迷惑メールなのかを調査しました!
- QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールの内容はこちら
- QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールは詐欺メール!
- QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールの不審な点
- QRコードが付いたメールはアメリカンエキスプレスから送信されているという情報はない
- アメリカンエキスプレスを騙る偽物メールの見分け方はこちら
- QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードは詐欺?QRコードを読み取ったらどうなる?
- アメリカンエキスプレスを騙ったメールを開いたりアクセスしてしまった時の対処法
- おわりに
QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールの内容はこちら
QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいという内容の実際のメール内容はこちらです。
【注意喚起】
— 夢桜 (@_yuki_418) September 13, 2024
⚠️American Express「ではないところ」から詐欺メールきました〜
QR読み込んだら不正利用されなくなるよ!ってメールです
ば か や ろ う
騙されそうな人注意してください!! pic.twitter.com/w023qbF8am
俺んとこに詐欺メールきた!
— zyas (@flagment_) September 13, 2024
AMEX持ってないからアホほど捨てアドで遊んでやろうと思う!(´ᴖωᴖ`) pic.twitter.com/aBUzt1mpxm
カードの不正利用防止や早期発見は有り難いけど、日本語が少し変だし、何だか詐欺メールっぽい。
QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールは詐欺メール!
上記でご紹介したメールは、どちらも個人情報を狙った詐欺メールです。
ここからは、QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールの不審な点についてご紹介していきます。
QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールの不審な点
アメリカンエキスプレスの差出人メールアドレスがso-net.ne.jpとなっている
アメリカンエキスプレスのような大企業からのめーるであるにも関わらず、使用しているメールアドレスはこちらのアドレスでした。
kaori-halloween@yb3.so-net.ne.jp
個人名が含まれているようなメールアドレスとなっており、アメリカンエキスプレスのメールアドレスでないことは明白ですね。
カード番号下5桁が伏せられている
通常であれば、利用しているカードの下5桁が表示されるような部分がXXXXXと伏せられています。
メール受取人の個人名も入っておらず、カード下5桁も表示されていないとなると、個人情報を記載することのできない迷惑メールである可能性が、かなり高いと考えられます。
QRコードが付いたメールはアメリカンエキスプレスから送信されているという情報はない
アメリカンエキスプレスのメールについて確認しましたが、QRコードの付いたメールを送信しているとの情報はありませんでした。
その為、このメールはアメリカンエキスプレスから送られたメールである可能性は低いでしょう。
アメリカンエキスプレスを騙る偽物メールの見分け方はこちら
個人情報を狙うアメリカンエキスプレスを騙る偽物メールと、本物のアメリカンエキスプレスからのメールの見分け方についてご紹介していきます。
アメリカンエキスプレスが使用しているメールアドレスはこちら
アメリカンエキスプレスからお知らせメールが送信される際に使用されているメールアドレスは、こちらです。
@aexp.com
@aexpfeedback.com
@alerts.americanexpress.com
@americanexpress.com
@americanexpress.jp
@email.americanexpress.com
@email.amexnetwork.com
@email2.americanexpress.com
@my.americanexpress.com
@welcome.aexp.com
@welcome.americanexpress.com
実際に使用しているメールアドレスは違うのに、あたかも公式のメールアドレスを使用しているように見せかける手法を使用している迷惑メールもありますので、気をつけましょう。
アメリカンエキスプレスが使用しているサイトドメインはこちら
公式より発表されているアメリカンエキスプレスが使用しているサイトドメインは、こちらです。
https://www.americanexpress.com
https://network.americanexpress.com
https://global.americanexpress.com
https://online.americanexpress.com
https://travel.americanexpress.co.jp
https://hotel-booking.americanexpress.com
メールにリンクが記載されている際には、こちらのサイトドメインと同じであるかを確認してから、繋ぐようにしましょう。
QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードは詐欺?QRコードを読み取ったらどうなる?
メールに添付されているQRコードを読み取ると、本物そっくりのサイトに飛び、こちらの情報入力が求められるようです。
- ユーザーIDとログインパスワードと入力が求められる。
- カード番号や有効期限、カード表面のセキュリティコード、カード裏面の末尾3桁の数字の入力が求められる。
- 4桁の電話用暗証番号の入力が求められる。
カード会社のリンクだと思い込んで入力しちゃったら、大変!
カード会社のホームページにそっくりでも、メールから飛んだリンクは信用せず、個人情報は絶対に入力しないようにしましょう!
アメリカンエキスプレスを騙ったメールを開いたりアクセスしてしまった時の対処法
アメリカンエキスプレスを騙ったメールを開くことは絶対にしないで下さい。
メールを開くだけで、ウイルス感染してしまう可能性があるため、メールは開かず、すぐに削除するようにしましょう。
本文中のサイトにアクセスしない
メールの内容を見て、早くアクセスしなければと思ってしまったり、貼られているリンクが偽物とは思わずに、サイトへアクセスしてしまいたくなると思います。
ですが、公式サイトから配信されたメールであると確認ができていない場合には、本文中にあるサイトにはアクセスせず、公式サイトから必ず手続きや確認を行うようにしましょう。
個人情報は入力しない
偽メールに貼られているリンクからサイトへアクセスすると、公式サイトにそっくりの偽サイトへ飛び、個人情報を入力する画面へ誘導されるようです。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- カード番号
- 銀行口座情報
こういった大切な個人情報は、絶対に入力してしまわないよう、気をつけて下さい。
迷惑メールとわかったらブロックする
様々な点から、詐欺メールだと気づいた時には、可能であればブロックをして、メールを削除して下さい。
誤ってメールを開封してしまったり、リンクにアクセスしてしまうことのないように気をつけましょう。
個人情報を打ち込んでしまった場合は
最近の迷惑メールはかなり巧妙に作られており、本物と見分けのつかないようなものも増えてきています。
偽メールと気づかずに、メールの本文中のリンクへアクセスしてしまい、カード番号等の個人情報を入力してしまった時は、直ちにカード会社へ連絡し、カード利用停止を行いましょう。
おわりに
今回は、QRコードの付いたアメリカンエキスプレスからのカードの不正利用防止にご協力くださいメールは詐欺?についてご紹介しました。
個人情報を狙う詐欺メールのクオリティは、見分けがつかないほど高くなっています。
大切な個人情報や資産を守るためにも、詐欺メールには騙されないように気をつけていきましょう!
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